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ジョゼと虎と魚たち

すごく個性的で強い文章を書く人だと思った。
9作品収録されていますが、その個性と強さはどの作品にもあって、
存在する「モノ」「思い」をありのままに伝えるのが得意なんだなと感じた。
人生経験が豊富というか、いい意味で作品を作ることが日常で、
生活になっているというのがよく伝わってくる。

「ジョゼと虎と魚たち」は映画の内容を知らずに読んだのだけど、
ジョゼはものすごくワガママに見えてしょうがない。
でもジョゼの考えることは奇天烈で輝く色があって、
恒夫はジョゼのそういう部分が好きなんだろうなあ。

作品は全て関西なまり。
そのなかの「ちょぼちょぼ」という言葉が気に入った。
たぶん「どっちもどっち、お互いさま」という意味。
「その二重人格かてちょぼちょぼやないの」といった具合です。
関西弁ってキツく聞こえるけど、単語はすごくやさしくオブラートされている、
人情味あふれる言葉なんだね。

ジョゼと虎と魚たち (角川文庫)ジョゼと虎と魚たち (角川文庫)
(1987/01)
田辺 聖子

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2010年5月29日、4歳年下の彼と結婚。翌年9月26日に男の子を出産しました。

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